マンションの大規模修繕に適した周期とは
2021/12/30
マンションやビルなど頑丈で大きい建物も、雨風や紫外線にさらされることで徐々に劣化していきます。
そのため一定の周期で大規模修繕が必要となりますが、具体的にいつ修繕工事を行うべきか悩んでいる管理者さんも多いのではないでしょうか。
今回はマンションの大規模修繕に適した周期について解説していきますので、修繕プラン作成の際は参考にしてくださいね。
マンションの大規模修繕とは
マンションの大規模修繕は、外壁や屋根、給排水管などの修繕を一気に行う工事です。
部屋ごとではなくマンション全体の修繕を一気に行うことで、耐久性や資産価値を高める効果があります。
適切な工事周期は?
マンションの大規模修繕は、多くの場合10年~12年に一度くらいのペースで行うのが理想的とされています。
しかし大規模修繕の間は建物の外側に足場を作るため景観が悪くなりますし、マンション内部に業者が立ち入ったり、工事による騒音もあります。
そのため、特に目立った不具合が見られない場合は住民側から工事日程を延期するように求められるケースもあるようです。
確かに12年ではなく15年、18年周期で大規模修繕を行っているマンションもありますので、工事日程の後ろ倒しは不可能ではありません。
とは言え大規模修繕はいつか必ず行うものですから、後ろ倒しにすべきかどうかはマンションの状態と照らし合わせながら、よく検討する必要があるでしょう。
まずは工事会社と相談してみよう
マンションの大規模修繕の周期を考える際は、修繕工事を行う業者にもご相談ください。
株式会社ベルテックでも、建物の状態を診断しながら最も良い大規模修繕の周期をご提案させていただいています。
まとめ
マンションの大規模修繕は、管理側だけでなく住民の協力も必要不可欠な工事です。
早めに説明会を実施していけば住民の理解を求めることができますので、こうした点も業者とご相談いただきながら、じっくりとプランを進めていきましょう。