大規模修繕の工事項目とは?
2021/10/31
建物の大規模修繕には、どのような工事項目があるのでしょうか。
今回は、大規模修繕の工事項目について見てみましょう。
大規模修繕の代表的な工事項目
大規模修繕では、いくつか代表的な工事項目があります。
仮設工事
仮設工事は、大規模修繕工事を行うにあたって環境を整える工事のことです。
作業員が使用する仮設トイレや休憩を取るための仮設事務所の設置、さらには資材置き場や倉庫などを用意します。
さらに現場周辺に足場を組んだり、転落や侵入防止、資材の飛散防止のための養生を行うといった作業が主な項目です。
下地補修工事
下地補修工事では建物の壁や天井、床などを目視で点検してから、より詳しい調査を行います。
この調査結果をもとに、ひび割れや欠損が見つかったを修復していくことが主な工事項目です。
下地補修工事では補修の必要性に応じて、使用する資材や方法を変えていく必要があります。
塗装工事
塗装工事は、外壁部分と鉄部に施すものです。
外壁部分の大規模修繕では、まず汚れを落として下地処理をしてから、ようやく塗装に入ります。
また、最低でも3回は塗らないと効果が出ないため、長期間にわたる工事になりがちです。
鉄部塗装は玄関扉やその枠など、鉄を使用しているところに行うもので、こちらも汚れ落としから着手します。
錆や古い塗装を剥がしてから、外壁と同じく3度にわたって塗装を重ね塗りするため、範囲は狭くても手間のかかる項目です。
まとめ
大規模修繕の工事を行うにあたって、下準備の項目である仮設工事は非常に重要と言えるでしょう。
その上で、手間ひまをかけて修繕されていきます。
弊社は戸建て住宅から大規模マンションまで、さまざまな建物の大規模修繕工事の実績が豊富です。
どうぞお気軽にご相談ください。