耐用年数とは?建物の寿命を延ばすには大規模修繕が効果的!
2021/11/18
今回は、耐用年数について詳しく解説しながら、建物寿命を延ばすのに効果的な大規模修繕のタイミングについてもお伝えしていきます。
「建物の寿命を延ばしたい」とお考えの方などは、参考にしてみて下さいね。
耐用年数とは?
耐用年数とは、減価償却資産が利用に耐える年数を指し、正式には法定耐用年数といいます。
住宅などの建物だけではなく、機械・船舶などにも定められています。
しかし、耐用年数が過ぎたからといってその物件や機械を使用できないという訳ではなく、あくまでも減価償却費の目安という意味です。
寿命=耐用年数ではない
建物には全て寿命がありますが、定期的なメンテナンスや大規模修繕によって、その寿命を延ばすことができます。
しかし、減価償却費として計上するための法定耐用年数は、建物の構造によってあらかじめ定められているものです。
その為、修繕工事をしたからといって延ばせるものではありません。
マンションの耐用年数と寿命について
マンション(鉄筋コンクリート)の法定耐用年数は、1998年の税制改正によって47年と定められています。
しかし、国土交通省の報告書「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」によれば、マンションの寿命は120年で、メンテンナンスにより150年まで延命できるといった研究結果が出ています。
法定耐用年数は短いですが、管理方法が良ければいくらでも寿命を延ばせることが分かりますね。
建物の寿命を延ばす大規模修繕のタイミングについて
大規模修繕をおこなうことで居住性や資産価値の向上を共に高めることが出来ます。
マンションなどの建物は、12年に1度のタイミングで大規模修繕をおこないましょう。
まとめ
建物の寿命=法定耐用年数ではありませんが、管理方法によって建物の寿命を延ばすことができます。
マンションの大規模修繕をお考えであれば、株式会社ベルテックへお任せください。