雨漏り工事の一つアスファルト防水とは
2021/12/15
雨漏りの原因の一つに、屋上の防水の劣化があります。
屋上の防水のやり方は色々ありますが、そのうちの一つにアスファルト防水というものがあります。
今回は、雨漏り工事で行うアスファルト防水についてご紹介しましょう。
アスファルト防水とは
雨漏り工事に使われるアスファルト防水とは、合成繊維不織布にアスファルトを施したルーフィングシートを重ね貼りする工法です。
このアスファルト防水には、熱工法・トーチ工法・常温工法(冷工法)などの種類があります。
熱工法
ルーフィングシートと220℃~270℃にとかした防水工事用アスファルトを交互に重ね、防水層を作る工法です。
この方法は、養生期間がいらないというメリットがあります。
トーチ工法
改質アスファルトルーフィングシートをトーチバーナーであぶりながら張り付けていく工法です。
この工法は、大掛かりな設備を使わず作業も簡単なところがメリットです。
しかしこの工法は、施工がしっかりと行われないと早期に劣化したり不具合が発生したりする恐れがあります。
常温工法
改質アスファルトルーフィングシートの裏面にゴムアスファルト粘着層をコーティングし、張り合わせる工法です。
熱を使わないため、臭いなどを気にせず工事ができます。
ただ、そのほかの工法に比べて防水効果が低いというデメリットがあります。
まとめ
アスファルト防水の工事には、主に3つの種類がありそれぞれメリット・デメリットがあります。
予算や環境などを考慮し、最適なものを選びましょう。
当社では豊富な経験と実績からお客様に最適な工法をご提案し、品質の高い工事をいたします。