大規模修繕工事の必要性
2021/12/06
マンションの大規模修繕工事とは何か、知っている方は以外と少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、大規模修繕工事とは何か、また必要性はあるのかについてみていきましょう。
大規模修繕工事とは
大規模修繕工事とは、マンションが劣化する時期に計画的にまとめて行う修繕工事のことを指します。
分譲マンションの場合、経年劣化による建物や設備の重大な不具合を防ぐために管理組合が中心となり長期的な修繕計画を立て、それに基づいて修繕が行われます。
この修繕のうち、工期が長引く大規模な内容のものを大規模修繕と呼びます。
大規模修繕の具体的な内容は、外壁補修工事・屋上防水工事・鉄部塗装工事・給水管取り替え・排水管取り替えなどです。
なお修繕費用は、修繕積立金から支払われます。
大規模修繕工事の必要性
大規模修繕にはお金も手間もかかります。
そのため「本当に必要なの?」
と感じる方もいるでしょう。
分譲マンションは鉄筋コンクリートで作られており、「半永久的に劣化しない」
というイメージを持つ方もいるでしょう。
鉄筋コンクリートは耐久性が高いのは間違いありません。
しかし少しずつですが、劣化します。
劣化した箇所を早めに直しておくことで、建物の寿命をさらに伸ばすことができます。
また完全に壊れてから修繕するよりも、劣化し始めたときに修繕する方が費用も抑えられるのです。
建物を常に良い状態に保ち、大きな不具合を防ぐために大規模修繕工事は必要なのです。
まとめ
大規模修繕工事は、マンションを長持ちさせ大きな不具合を防ぐために欠かせません。
当社では、豊富な経験や実績に基づき的確な修繕計画を提示いたします。
丁寧なヒヤリングや現地調査を行いますので、安心してご相談ください。